宇宙兄弟 2話

兄弟愛を感じる。宇宙兄弟という題だし兄弟の絆的な話もしていくのだろう。
前回の話までではおじさんが頑張る話としかと思っていなかったけど。それだけではないということだな。
回想シーンで「日々人は未だ家で勉強だよ」
そして現在も「日々人はNASAで訓練中だよ」
弟との差が強調されている。
おばさんの家に来て、なんでわざわざ300/1200を言いふらすのだろうか。ちょっと嬉しいんだろうな。あんたなら出来るって行って欲しいんだろうな。やりたいんだろうな。応援して欲しいからここにきたんだろうな。
「うまくなくても良いし間違ってもいいのよ、むったん。まずは音を出して。音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ。」
うまくできている作品で感心してしまう。意味のない台詞・シーンが1つもなくて一言一言に意味がある。過ぎるというか、ガチガチに固められている気がしなくもない。もうちょっと遊びがあってもいいんじゃないかって感じもする。
名言っぽい台詞が多いな。
「メロディなきメロディを奏で道無き道を行こう。」「人生なんてネジ一個で狂っちまう。」
とても丁寧に作られている作品だということが伺える。安定感は抜群だが、見ていて多少息が詰まるような感じがしなくもない。ほんのちょっとだけだけどね。もう一滴遊びのエッセンスが加えられたら最高に面白くなるんじゃないかと思った。